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売掛金
得意先が多い場合、総勘定元帳とは別に得意先元帳という補助元帳を設けて、該当する人名別口座(人名口座)に記入します。 決算時にまだ貸倒れとなっていなくても将来発生すると見込まれるときは、その見込み額を貸倒引当金繰入勘定(費用の勘定)の借方と貸倒引当金勘定(負債の勘定)の貸方に仕訳を記入して、当期の負担とします。次期以降で実際に貸倒れが発生すれば、貸倒引当金勘定と債券勘定(受取手形、売掛金勘定など)を相殺します。 貸倒引当金の設定方法 @差額補充法 Aあらいがえ法
貸倒れ処理 売掛金が回収不能になったときは、貸倒引当金があれば、貸倒引当金と売掛金とを相殺します。貸倒引当金の残高が貸倒れ額より少ないときは、その差額は貸倒償却(貸倒損失)として仕訳処理します。 【例】
●参考 【問題】 1.得意先の東京物産株式会社が倒産したため、同社に対する売掛金¥600,000を貸倒れとして処理した。なお、貸倒引当金の残高が¥430,000あった。 2.得意先の山河商店が倒産したため、売掛金¥700,000を貸倒れとして処理した。なお、このときの貸倒引当金の残高は¥800,000あった。 |